ピルを通販で購入する女性
2018.03.02 この記事は約343秒で読めます。

低用量ピルの種類!1相性、2相性、3相性

低用量ピルは、含まれる女性ホルモン量によって、1相性、2相性、3相性といった種類に分けられます。
これらはなにが違うかというと、含まれているホルモン量が全て同じものが1相性、2段階に分かれているものが2相性、3段階に分かれているものを3相性といいます。
なぜこのような種類の違いがあるかというと、本来の自然なホルモンの量の変化にどれだけ合わせているかの違いがあるからです。
女性の体では生理周期によってふたつの女性ホルモンの量がそれぞれ増えたり減ったりしてバランスをとっています。
そういった自然のサイクルに最も近い形になっているのが3相性の低用量ピルです。
段階的にホルモン量を変えることで、低用量ピルを服用しながら、自然な状態に近づくような仕組みになっています。

それに比べて1相性の低用量ピルは、全ての錠剤で含まれている女性ホルモン量が均一になっています。
それでもしっかりと避妊効果はでますし、その他の生理痛の緩和などといった効果も同じようにあります。
そして1相性の低用量ピルの良いところは、どのピルを飲んでも効果が同じだということです。
1シートの中の錠剤が休薬期を除いて全て同じ内容なので、順番を気にすることなく飲むことができます。

それに比べて2相性や3相性の低用量ピルは生理周期の後半になるに従って黄体ホルモンの量が増える仕組みになっているので順番通りに服用しなくてはいけません。
生理周期の後半に黄体ホルモンが2段階や3段階になって増えるという流れをとることで初めて避妊効果を発揮するような作りになっているからです。
体のサイクルに合わせてあるのでそれだけ自然な流れで過ごすことができますが、飲む順番を間違えてしまうと、ピルの効果がしっかりとあらわれないことがあります。

低用量ピルの中にもこういった種類があるために、人によって体に合うものと合わないものが出てきます。
ピルは症状の出方などに個人差が大きいので自分にあったものを使用することが大切です。

3種類のうちどれが良い?

低用量ピルにはこういった違いにより3種類のものがありますが、どれが良いかというのは個人個人によって違ってきます。
順番通りにきちんと服用できるかどうか自信がないという人は1相性のものを使用したほうが順番を間違えることがなく、しっかりと避妊効果が得られるでしょうし、なるべく自然な形で黄体ホルモンが変化していく方が良いと考える人は3相性のものを選ぶと良いでしょう。
さらに3相性の低用量ピルは不正出血が出にくいというメリットがあります。
不正出血が出やすい人や、不正出血が出ないほうが良いと考える人は3相性のものを選んだほうがメリットが大きくなります。

低用量ピルはこういった違い以外にも、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの配合率の違いによっても分類されています。
それぞれに良い点と悪い点があり、どちらが優れているとは言い切れません。
それは人によって体質が違うために、同じピルを飲んでも合う合わないがあるからです。

ホルモンの配合率はなるべくピルのデメリットが出にくくなるように改善を繰り返されていますが、新しいものが良いとも限りません。
人によっては古くからあるタイプのもののほうが体に合っているという人がいます。
そういった相性は実際にピルを使ってみないとわかりませんし、年齢と共に体に合うものが変わってくることもあります。
そのためどのピルが自分に一番合っているかは、実際にピルを服用して症状がどのように変化していくかを見ながら考えていくしかありません。
もしも、どのピルを選べばよいかわからない場合には、今の症状を主治医に伝えて相談してみましょう。
また飲み続けているものでも体に合わないと感じることがあれば変更をしながら使っていくとよいでしょう。