ピルを通販で購入する女性
2018.03.08 この記事は約349秒で読めます。

副作用のうんと少ない超低用量ピル、ヤーズ

ヤーズは通常避妊目的で服用される低用量ピルよりもホルモン量を減らした超低用量ピルと呼ばれる種類のものです。
ヤーズにはドロスピレノンという黄体ホルモンとエチニルエストラジオールという卵胞ホルモンが配合されています。
ドロスピレノンを体の中に入れることで、排卵を起こさないようにしたり子宮内膜が厚くなることを抑制します。
そしてドロスピノレンはエチニルエストラジオールと共に使うことで効果が大きくなるため、同時に摂取できるような配合になっています。

通常他のピルにも同じようにふたつの女性ホルモンが配合されていますが、超低用量ピルは名前の通り含まれているホルモンの量が最も少ないことが特徴です。
特に卵胞ホルモン量が少ないことが大きな違いで低用量ピルと比べるとかなり少ない配合量になっています。

黄体ホルモンとして配合されているドロスピレノンは他の低用量ピルでは使用されていない新しいタイプのものです。
このように卵胞ホルモン量が最小限の量になっていることと、新しいタイプの黄体ホルモンが使われているということで副作用が少ないということが、超低用量ピルの大きなメリットです。

超低用量ピルは避妊目的で使われるというよりも、月経困難症などの治療で使用されます。
黄体ホルモンを体の中に入れることで排卵が起きなくなるために子宮内膜が厚くならず、月経の時にはプロスタグランジンが生成される事を防ぎます。
その働きで生理痛を軽減して、腰痛や頭痛が起きにくくします。
これらの症状が起こるのはプロスタグランジンが深くかかわっているため、プロスタグランジンの生成を抑制するだけで生理痛、腰痛、頭痛という痛みに関する症状を全て改善できる可能性があります。

ヤーズは休薬期間が4日間と少なく24日間はホルモンが含まれているピルを服用します。
ホルモンが含まれているピルを服用する期間が長いため、体内のホルモン量が一定に保たれやすく痛みの症状を抑える作用がしっかりと働くと考えられています。

ヤーズの避妊効果は大丈夫?

超低用量ピルは副作用が少ないということが特徴ですが、副作用が出にくいということはピルとしての避妊効果はどれほどあるのかということが心配になってきます。

そして、超低用量ピルを避妊目的で使用した時には含まれているホルモン量が少ないために飲み忘れをしないようにすることが大切です。
もしも服用時間に飲むことを忘れてしまった時には気付き次第すぐに忘れていた分を飲んで、それから次の服用予定の時間がきたらまたその日の分を服用します。
含まれているホルモンの量が少ないために多少の服用時間の変化だけで避妊効果が落ちてしまう可能性もあります。

もともとヤーズは避妊目的で処方される薬ではないのでヤーズを服用中に妊娠してしまったとしても補償を受けることはできません。
そのため、避妊目的でヤーズを使用する時には、とにかく飲み忘れをないようにすることと、休薬の時期を間違えないように順番通りに服用することが大切です。

しっかりと使い方通りに服用していれば、排卵を抑制する作用が働き避妊効果も期待できますが、少しでも使い方を間違えてしまうと避妊効果が落ちる可能性があることを忘れないようにしましょう。

飲み忘れた場合でもホルモンの含まれていない白い錠剤の場合には神経質になる必要はありません。
もともと休薬期間明けの飲み忘れを防ぐための分なので、飲み忘れに気付いてもその日に服用したとカウントして白い錠剤は捨ててしまっても構いません。
しかし、ホルモンが含まれている錠剤を飲み忘れた時には、2錠までは同時に飲んでも大丈夫です。
それ以上の飲み忘れ期間ができてしまった場合には最大2錠を同時に飲んで、その後しばらくは別の方法でも避妊をするようにしましょう。